FXとは外国為替証拠金取引(margin Foreign eXchange trading)の略で、外国通貨を取引することで利益を得ようとするものです。
ドル・ユーロ・ポンドなど様々な通貨を取引します。(取引できる通貨は取引業者によって異なります。)
1ドル=○○円というのはニュースなどで見たことがあるのではないでしょうか。
1ドルの値段というのは日々変わっているのです。(変動相場制といいます。)
ある時は1ドル=100円で取引されたり、またある時は1ドル=80円で取引されたりするのです。
では、どうやって利益を得るか、例を挙げて説明してみましょう。
今1ドル=80円だったとします。そこで、あなたは1万ドル(1万×80円=80万円相当)を買います。
その後、1ドル=90円になりました。すると、あなたが持っている1万ドルの価値は、1万×90円=90万円になります。ここで、あなたがドルを売ると90万円−80万円=10万円の利益を得ることができるのです。
1ユーロ=100円の時に1万ユーロ(1万×100円=100万円相当)を買って、1ユーロ=120円の時に売れば、120万−100万円=20万円儲けることができます。
要するに、安い時に買って高い時に売ることで利益を得るのです。
また、FX取引の重要な要素の一つとしてレバレッジというものがあります。
レバレッジは、少額の資金で大きな取引を可能にします。
また、例を挙げて説明してみましょう。
先ほど、1万ドルを買ったりするという例を挙げましたよね?
1ドル=80円の時、1万ドルは80万円です。
80万円なんて大金ですよね。
しかし、FX取引では4万円あれば十分に取引できます。
4万円を担保にすることで、80万円分のドルを買うことができるのです。
この時、20倍(80万円÷4万円)のレバレッジがかかっていると言います。
日本の法律でレバレッジは50倍までに制限されていますが、
1万円でも50倍のレバレッジをかければ、50万円相当の取引が可能です。
要するに、実際のお金の何倍もの取引ができるというのがレバレッジなのです。